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VMNスペシャルセミナー2016 猫医療(シリーズセミナー)獣医師向け 猫医療 臨床セミナー

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この動画アーカイブは2019年8月よりVMN有料会員向け無料動画アーカイブとして公開を予定しております。
世の中は「猫ブーム」といわれていますが、より良い猫のハンドリングやケアを今一度集中的に学んでみませんか。

講師紹介

Dr. Margie Scherk
Dr. Margie Scherk
DVM, Dip ABVP (Feline Practice)
米国猫医療専門医
Editor Journal Feline Medicine and Surgery
Dr.マーギーは1982年、オンタリオ獣医大学を卒業後、バンクーバーで1986年にCats Only Veterinary Clinicを開業し、2008年には臨床現場から退いた。開業中から数々の臨床論文を手掛け、獣医学では初めての経皮的フェンタニルパッチに関する論文を発表している。また、様々な成書のチャプターを執筆し、専門誌である“Journal of Feline Medicine and Surgery”の共編を務めるほか、AAFP、 North American Vet Licensing、WinnFeline Foundation、WSAVA、ABVPなどの委員会メンバーとして大いに活躍している。
彼女は現在、カナダで猫の爪を切除するデクロウの中止を呼びかけている、“ポウ・プロジェクト(Paw Project)”の提唱者でもある。また、症例管理についてアドバイスを提供したり、猫医学の講義を行うなど、獣医師に向けたサポートも継続的に行っている。特に講義では、猫との接し方や扱い方、鎮痛治療、栄養学、消化器学、腎臓病など、猫に関する全般的なテーマを取り上げている。
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印刷版ハンドアウト(講演資料冊子)販売のご案内
当セミナーの印刷版ハンドアウト(講演資料冊子)は
5,000円(税別)にてお買い求めいただけます。

ご購入いただいた印刷版ハンドアウト(講演資料冊子)は
セミナー終了後に順次発送させていただきます。

印刷版ハンドアウト(講演資料冊子)はセミナー会場でも販売します。
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演題・タイムテーブル

12月3日(土)
9:00〜18:00
1. 猫を尊重した扱い方 VS 猫を動揺させる扱い方:猫の気持ちになって考えてみよう
9:00〜11:00
診察室の中では、猫のハンドリングに四苦八苦することがあります。
猫と円満にやっていくには、まず猫の気持ちになって、物事を見つめなおすことから始めましょう。
特に、猫という動物種の中で進化した社会構造は、我々人間のものとは大きく違います。
孤独を好む生き物として、合理的で完璧な能力を備えている猫であっても、複雑で順応性のある社会的行動をとるものです。
診察室では、捕食動物と獲物の両方になってしまうことが、猫の反応のしかたに影響を与えています。
2. 飼い主のコンプライアンス:飼い主の考えを尊重する
11:00〜12:00 および 13:00〜14:00
猫の飼い主が一人でも多く予防ケアに来院できるようにするには?
そして、獣医師の提案を実践できるように我々が飼い主にできるサポートとは?

そもそも猫は病院に来ることが嫌いです。
だから、飼い主さんは、猫を病院に連れてくることを嫌がります。
そして院内のスタッフでも、犬のほうが扱いやすいと感じている人が多いでしょう。
こうした現実に向き合い、解決法を見つけることが猫の来院数を増やし、猫へのより良いケアの提供につながります。
3. 猫を尊重した扱い方 VS 猫を動揺させる扱い方:明日から診察室で実践してみよう
14:00〜16:00
猫の気持ちになって考えることができたら、今度はそれを日々の診療に活かしていく番です。
獣医師はもちろん、病院のスタッフ全員がストレスの少ない中で良いケアができるよう、
たくさんのテクニックやポイント、対処法を学びましょう。
4. 下部尿路疾患:代謝とストレス
16:00〜18:00
下部尿路疾患(LUTD)は、猫では一般的な問題です。
この数十年の研究は、主に結晶尿の原因と管理法に重点が置かれていました。
しかし、ここ最近で明らかになったのは、LUTDを患う猫の大多数は特発性であり、
膀胱は臨床症状を誘引する器官ではなく、おそらく犠牲になった結果であると考えられています。
パンドラ・シンドロームというコンセプトから、LUTDにおける代謝とストレスの役割について講義します。
12月4日(日)
9:00〜18:00
1. 猫のライフステージに合わせたケア:猫のための健康プログラム
9:00〜11:00
ウェルネスケアは猫の健康増進に役立つだけでなく、動物病院の健全な経営管理においても重要です。
それには、どんな検査や予防プログラムを取り入れるべきでしょうか?
今回、動物病院がより良質なケアを最適な方法で提供できるように考案された猫のための健康プログラムをご紹介します。
生涯を通じた予防・健康ケアの土台を築くと共に、飼い主と猫が動物病院でより良い時間を過ごせるようなツールをお教えします。
併せて2013年にAAFPが推奨しているワクチネーションプログラムについても解説します。
2. 栄養摂取と排泄の問題(消化器のイン&アウト)
11:00〜12:00 および 13:00〜14:00
a)カロリー摂取:食欲不振・食べない猫の栄養供給  : 11:00〜12:00

適切な栄養を十分に摂取できない動物には介入が必要です。
栄養支持が必要な患者の見極め方、供給方法(経口vs栄養チューブ)、適切な栄養素の計算法、
栄養支持を終了するタイミングについて講義します。


b)猫の便秘症の管理:頑固な問題を解消するには  : 13:00〜14:00

便秘症の猫を診察したら、便秘を作り出す「腸以外の」要因について考える必要があります。
環境、内科疾患、薬剤、外科的な治療が与える影響について講義します。
3. 猫の腎臓病を理解する:従来の考え方と新たな見解
14:00〜16:00
腎機能障害は、末期の機能不全としてではなく、様々な原因を持つ疾病の進行過程としてアプローチすると
適切な段階で治療を導入できるだけでなく、飼い主が猫の治療を前向きに考えられるようにもなります。
また、 IRISシステムによる腎疾患のステージングは、再水和した状態で行うことが重要です。
腎機能障害は進行するという特性から、たとえば蛋白尿、高血圧、代謝性アシドーシス、高リン血症、
高窒素血症などの寄与因子に対処し、進行をできる限り抑える治療に力を入れるべきでしょう。

さらに、腎疾患の原因はすべて同じとは限りませんから、個々に腎疾患を特定することも目標におくべきです。
最後に、2016年における腎臓病(CKD)の最新情報とは?
新しい検査法や治療法、そして CKDのすべてのステージの猫にとって最適な栄養供給を行うための方法を講義します。
4. 肝疾患を持つ猫にとって最適なケアとは
16:00〜18:00
リピドーシス、胆管肝炎、そして様々な肝障害など、どの疾患でもその疾病過程を理解し、
猫の回復を促す適切な治療法を選択できるように基本を知ることが重要です。
栄養補助食品については、各製品の作用や、猫の肝疾患の治療ではどのぐらいの有効性が証明されているのか、
現在分かっている情報をお伝えします。
それらのことを踏まえて、従来の治療の補助として、あるいは多様な療法の一つとして
どのような製品を取り入れることが可能で、理に適っているのか、私たちは選択しなくてはなりません。
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