Home / VMNセミナー情報 / VMNセミナー 2006 癌を始めとした深刻な疾患や病状にあるペットをもつ 飼い主へのグリーフ・マネジメント(Grief Management)  …獣医師そして獣医療スタッフにできること…

VMN セミナー情報

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開催日: 2006年11月1日(水)

VMNセミナー 2006
癌を始めとした深刻な疾患や病状にあるペットをもつ 飼い主へのグリーフ・マネジメント(Grief Management) 
…獣医師そして獣医療スタッフにできること…

会 場: 東京:TFTビル (東館 908号室) アクセス
このセミナーは獣医師だけでなく、獣医療に関わるスタッフ全ての方に向けたセミナーとなっております
グリーフマネージメントのトピックス(予定)
(※実際の講演では多少の変更がある場合があります)

1.絆を大切にする動物病院 : 
ペットの治療と同時に、動物病院で行なえる飼い主の精神面へのサポートについて講演していただきます。
ペット - 家族 - 獣医師 ・ スタッフのお互いの絆を大切にした動物病院とは何であるか、そして動物病院にも取り入れ られる実践的な方法について紹介していただきます。

2.クライアントが悲しみを乗り越えるためのケアーとその知識 : 
悲しみのプロセスについて学ぶことは、獣医師や動物病院のスタッフ、そして飼い主にとっても役に立つでしょう。

3.4つの重要なコミュニケーション ・ スキル :
クライアントとの相互関係をより有効なものにし、楽しいものにするための4つのスキル。

4.悪い知らせの伝え方 : 
クライアントに喜ばしくないニュースを効果的に伝える方法について学びましょう。

5.クライアントと患者を理解すること : 
獣医師としての仕事を円滑にするために、クライアントの立場から見た考え方についてもっと学びましょう。

6.意思決定する上での相互関係のあり方 : 
獣医師による3つの方法に焦点を当てて説明します。それぞれを異なる状況で使うことができます。
特定の状況でどの方法が最も有効に使えるか理解できるでしょう。

7.言葉によらないコミュニケーション : 
相互関係を深めるための言葉によらないコミュニケーションがもつ側面について講演していただきます。

8.安楽死―難しい決断を通じてクライアントを導くには : 
飼い主が治療を決定しやすいように手助けし、ペットに悔いの無い安楽死を選択できるように導くためのテクニック。

9.安楽死 - プロトコールA : 
クライアントがペットの安楽死に立ち会っているときに、クライアントの気持ち対してどのようにサポートすればよいか、その手順をステップを踏みながら紹介します。

10.難しい相互関係 : 
獣医師が医療を提供することに難しさを感じるクライアントとの関係を認識すること。

11.見知らぬ人と迎える重大な局面 --- 共にケアーするパートナーになるには :
特にペットが重大な局面を迎えている場面では、見知らぬ人として獣医師が初めてクライアントに会ったときに、どのように信頼関係を築き、意思の疎通をはかればよいかを講演していただきます。

12.ペットロスにある子供への接し方 : 
子供の悲しみのプロセスを促すために我々ができることについて。

講師

Barbara L. Beach, LPC, NCC
Counselor, Psychotherapist, Public Speaker
◆ これまでのご経歴と現在までの専門的なご活躍について
連邦認定カウンセラー評議会によって認定を受けた連邦認定カウンセラーです。 
また、コロラド州認定のプロフェッショナルカウンセラー認定評議会によって認可されたプロフェッショナル・カウンセラーの資格も有しています。「コミュニ ティー・カウンセリング」の修士号を取得しております。

パーデュー大学とコロラド州立大学で14年以上に渡り、獣医療の分野におけるリサーチ・ ディレクター、アカデミック・アドバイザー、インストラクターおよびカウンセラーとして活動してまいりました。

現在は、獣医療分野における専門家のためのコンサルタントとして、「クライア ント・コミュニケーション」及び「人と動物の絆」についての教育を行っており ます。また、個人のカウンセリングも行っており、こちらでは感情面での問題を 抱えるペット・オーナーや獣医療スタッフをサポートしています。この3年間は コロラド州立大学のArgus Institute for Families and Veterinary Medicineに おいて、クライアント、教職員、およびスタッフをサポートする臨床カウンセラーとして、そしてクライアント・コミュニケーションを獣医学生に教えるインスト ラクターとして従事していました。

◆ ご家族は?
菌学者で真菌のエキスパートであり、コロラド州立大学の研究室長を務めるDoug Rice博士と婚約しています。
アダムという名前の、ちょうど一年前に結婚したばかりの成人した息子が一人います。いつか孫が出来るのを楽しみにしています。
現在は猫が二匹 -- 17歳になるグレーの雌猫のRuthyと11歳になる三毛 / 彪毛の雌 猫のScarletteがいます。
山の方の土地に引っ越したばかりですので、近いうち にまた犬を飼いたいと思っています。
過去にはたくさんの種類のペットを飼って いて、ヤドカリ、マダガスカル・ヒッシング・コックローチ、イモリ、テンジク ネズミ、ウサギ、ハツカネズミ、魚、そしてカメもいました。

◆ ご趣味は?
趣味はガーデニング、針仕事 / 洋裁、サイクリング、そして乗馬です。

◆ お気に入りの言葉
"Say little, and love much; give all; judge no man; aspire to all that is pure and good." 
-- by White Eagle

これは私が大好きな言葉の一つです。

演題

Vol.01
1. 4つの核となるコミュニケーションスキル
2. クライアントに悪い知らせを伝える
Vol.02
悲嘆にくれる飼主サポート
Vol.03
1. 絆を大切にした獣医医療
2. 獣医師とクライアントの難しい関係
Vol.04
1. 意思決定の関わり方
2. 言葉にしなくても

オンデマンド

Vol.01 1.4つの核となるコミュニケーションスキル
  • その他
  • 腫瘍科

1. 非言語的コミュニケーション

Vol.01 1.4つの核となるコミュニケーションスキル
  • その他
  • 腫瘍科

2. オープンエンド式の質問、反映的傾聴、共感的発言1

Vol.01 1.4つの核となるコミュニケーションスキル
  • その他
  • 腫瘍科

3. 共感的発言2、質問と答え

Vol.01 2.クライアントに悪い知らせを伝える
  • その他
  • 腫瘍科

1. 悪い知らせを伝える、予期的悲嘆、悪い知らせの4つのカテゴリー、獣医師やクライアントが恐れること、コミュニケーションツール、目標と達成

Vol.01 2.クライアントに悪い知らせを伝える
  • その他
  • 腫瘍科

2. あなたが実践できるスキル、覚えておくこと、

Vol.01 2.クライアントに悪い知らせを伝える
  • その他
  • 腫瘍科

3. あなたのテンプレート、飼い主にリードさせる、チャンクとチェック、まとめ

Vol.02 悲嘆にくれる飼主サポート
  • その他
  • 腫瘍科

1. グリーフマネージメントの概要、ペットを失うこと、スキルとプロトコール、グリーフエデュケーション、ArtとDustyの事前解説

Vol.02 悲嘆にくれる飼主サポート
  • その他
  • 腫瘍科

2. ArtとDusty(ビデオ)
※古いビデオで後半の音声の状態が多少悪いのでご了承ください。

Vol.02 悲嘆にくれる飼主サポート
  • その他
  • 腫瘍科

3. 悲しみの旅路、悲嘆に関する4つの課題、予期的悲嘆、正常な悲嘆、悲嘆の体験、身体的な悲嘆

Vol.02 悲嘆にくれる飼主サポート
  • その他
  • 腫瘍科

4. 知的な悲嘆、感情的な悲嘆、社会的悲嘆、精神的悲嘆

Vol.02 悲嘆にくれる飼主サポート
  • その他
  • 腫瘍科

5. 更なるグリーフエデュケーション、不正確な情報、悲嘆の立て直し、悲嘆に関するおかしなこと、問題ある飼主と悲嘆

Vol.02 悲嘆にくれる飼主サポート
  • その他
  • 腫瘍科

6. どのようにサポートするか?、4つの臨床的コミュニケーションスキル、非言語的コミュニケーション、共感、オープンエンド式質問、反射的傾聴、経験と正常化と自己開示、そこに居ること

Vol.02 悲嘆にくれる飼主サポート
  • その他
  • 腫瘍科

7. 悲嘆にくれている飼主の手助け、記念する、自分自身を正常に保つには?

Vol.02 悲嘆にくれる飼主サポート
  • その他
  • 腫瘍科

8. 情報源

Vol.02 悲嘆にくれる飼主サポート
  • その他
  • 腫瘍科

9. 質問と答え

Vol.03 1.絆を大切にした獣医医療
  • その他
  • 腫瘍科

1. 絆を大切にした獣医医療、発送地コロラド州立大学の紹介、使命、定義、ペットが与えてくれるもの、

Vol.03 1.絆を大切にした獣医医療
  • その他
  • 腫瘍科

2. ご存知でしたか?統計的に実証されているヒューマン・アニマル・ボンド
獣医療のクライアントについて知っておくこと、要約

Vol.03 2.獣医師とクライアントの難しい関係
  • その他
  • 腫瘍科

1. 目的、難しいというレッテルは主観的、難しさは関係を作る機能の一つ、難し関係を減らすことができる、要因分析、関係の難しさの発生、状況が変われば反応も変わる

Vol.03 2.獣医師とクライアントの難しい関係
  • その他
  • 腫瘍科

2. 問題を改善するための手順(1)、問題を認識する

Vol.03 2.獣医師とクライアントの難しい関係
  • その他
  • 腫瘍科

3. 関係を改善するための手順(2)、意味をみつける、思いやる(共感)、境界の調整、

Vol.03 2.獣医師とクライアントの難しい関係
  • その他
  • 腫瘍科

4. 対策範囲の拡大、まとめ、質疑応答

Vol.04 1.意思決定の関わり方
  • その他
  • 腫瘍科

1. 意思決定のアプローチ法、獣医師の役割(守護者、教師/コンサルタント、協力者)、クライアント、獣医師、患者

Vol.04 1.意思決定の関わり方
  • その他
  • 腫瘍科

2. 獣医師の役割と問題、診療環境、役割とクライアントの希望、スキル、クライアントが要求するものは何か?

Vol.04 2.言葉にしなくても
  • その他
  • 腫瘍科

1. 目的、要旨、定義、第一印象、カテゴリー(動作学、近接学、周辺言語、自律神経系の変化)、理論的根拠、研究

Vol.04 2.言葉にしなくても
  • その他
  • 腫瘍科

2. 前提、基本行動(骨組み、安全、闘争、逃避、恐れ、怒り、嘆き、混乱)、文化による違い

Vol.04 2.言葉にしなくても
  • その他
  • 腫瘍科

3. ジェスチャー(無力感、目を拭う)、目標、4つの非言語的スキル、混在するメッセージを感じ取り対処する

Vol.04 2.言葉にしなくても
  • その他
  • 腫瘍科

4. スペースの形成(環境の設定)

Vol.04 2.言葉にしなくても
  • その他
  • 腫瘍科

5. スペースの形成(縦方向の高さの違い、対人距離、向かい合う角度、物理的障壁

Vol.04 2.言葉にしなくても
  • その他
  • 腫瘍科

6. 非言語的なより良い関係、まとめ

動画要約(全文)

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