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開催日: 2006年9月20日(水) / 2006年9月28日(木)

VMNセミナー 2006 腫瘍外科
…腫瘍外科を極める…

会 場: 東京:TFTビル (東館 909号室) アクセス

講師

Dr.Julius M. Liptak, BVSc MVetClinStud FACVSc DipACVS
Assistant Professor in Small Animal Surgery Department of Clinical Studies Ontario Veterinary College University of Guelph
◆ これまでのご経歴と現在までの専門的なご活躍について
1992年にメルボルン大学を卒業し、1992年から1996年まではオーストラリアとイングランドで小動物臨床に勤務。その後1996年にクイーンズランド大学で外科インターンを修了し、1998年から2001年にシドニー大学にて小動物外科学のレジンテントを修了した。2001年に同大学にて獣医臨床科学の修士号を取得し、コロラド州立大学にて腫瘍外科学の臨床特別研究員となる。

2001年から2002年にはコロラド州立大学の腫瘍外科学にリサーチ特別研究員を務める。

2002年から2003年にはカナダのゲルフ大学、オンタリオ獣医科学校にて小動物外科学の助教授となり、現在に至る。また、2006年からはアルタビスタ動物病院の特別外科医も勤めている。

資格は、2002年にオーストラリア獣医科学学会研究員となり、2005年にはアメリカ獣医外科学会認定専門医、そして2006年にヨーロッパ獣医外科学会認定専門医となる。

現在の研究活動は、骨肉腫の犬における術前化学療法、骨肉腫の犬における分子学的予後因子、原発性骨腫瘍の犬における患肢温存法、脾臓血管肉腫・四肢骨肉腫、移行上皮癌の犬における化学療法などである。30を超える、腫瘍外科に関する論文を同業者閲覧の獣医学および医学雑誌から発表しており、教科書に掲載されている。また、アメリカ獣医外科学会、ヨーロッパ獣医外科学会、獣医癌学会、オーストラリア獣医科学学会などの専門的な年次大会では、20を超えるアブストラクトの口頭発表を終えている。獣医腫瘍外科学会の創設者および現会長でもある。

◆ ご家族は?
Elisabeth Kleinと結婚しました。彼女はゲルフ大学で都市設計学の修士課程を取得する準備をしています。 猫が2頭います。名前はImiとMojoです。私達がオーストラリアからコロラド、カナダに引っ越してくるときも、ずっと一緒でした。

◆ ご趣味は?
ロードサイクリング、写真、スキューバダイビング、マウンテンバイク、トレイルランニング、ダウンヒル・クロスカントリースキー、旅行です。

◆ お気に入りの言葉
"There are some dogs you can help, there is no dog you cannot harm"
"Win big, lose big"
 

演題

9月20日(水)
1.腫瘍外科の原則 I
2.腫瘍外科の原則 II
3.皮膚腫瘍 I:軟部組織肉腫およびワクチン関連性肉腫
4.皮膚腫瘍 II:肥満細胞腫瘍
9月21日(木)
1.消化器腫瘍 I:口腔の腫瘍
2.消化器腫瘍 II:肝・胆管系および膵臓の腫瘍
3.消化器腫瘍 III:胃・腸管・直腸の腫瘍
9月27日(水)
1.筋骨格系腫瘍 I:四肢骨格の腫瘍
2.筋骨格系腫瘍 II:体幹骨格および関節の腫瘍
3.皮膚腫瘍 III:乳腺腫瘍
4.皮膚腫瘍 IV:アポクリン腺肛門嚢腺癌
9月28日(木)
1.脾臓の腫瘍
2.泌尿・生殖器の腫瘍:腎臓・膀胱・前立腺の腫瘍
3.胸腔内腫瘍:肺・前縦隔・心基底部の腫瘍
4.神経組織の腫瘍:脳・脊髄・末梢神経の腫瘍

関連ハンドアウト(参考資料)

  • 【9月20日(水)】東京1日目  9/20講義テキスト&スライド一括印刷用<126ページ>
  • 【9月21日(水)】東京2日目  9/21講義テキスト&スライド一括印刷用<119ページ>
  • 【9月27日(水)】大阪1日目  9/27講義テキスト&スライド一括印刷用<120ページ>
  • 【9月28日(水)】大阪2日目  9/28講義テキスト&スライド一括印刷用<138ページ>
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