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VMNスペシャルセミナー2016 猫医療(シリーズセミナー)獣医師向け 猫医療 臨床セミナー

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世の中は「猫ブーム」といわれていますが、より良い猫のハンドリングやケアを今一度集中的に学んでみませんか。

講師紹介

Dr. Margie Scherk
Dr. Margie Scherk
DVM, Dip ABVP (Feline Practice)
米国猫医療専門医
Editor Journal Feline Medicine and Surgery
Dr.マーギーは1982年、オンタリオ獣医大学を卒業後、バンクーバーで1986年にCats Only Veterinary Clinicを開業し、2008年には臨床現場から退いた。開業中から数々の臨床論文を手掛け、獣医学では初めての経皮的フェンタニルパッチに関する論文を発表している。また、様々な成書のチャプターを執筆し、専門誌である“Journal of Feline Medicine and Surgery”の共編を務めるほか、AAFP、 North American Vet Licensing、WinnFeline Foundation、WSAVA、ABVPなどの委員会メンバーとして大いに活躍している。
彼女は現在、カナダで猫の爪を切除するデクロウの中止を呼びかけている、“ポウ・プロジェクト(Paw Project)”の提唱者でもある。また、症例管理についてアドバイスを提供したり、猫医学の講義を行うなど、獣医師に向けたサポートも継続的に行っている。特に講義では、猫との接し方や扱い方、鎮痛治療、栄養学、消化器学、腎臓病など、猫に関する全般的なテーマを取り上げている。

演題・タイムテーブル

12月3日(土)
9:00〜18:00
1. 猫を尊重した扱い方 VS 猫を動揺させる扱い方:猫の気持ちになって考えてみよう
9:00〜11:00
診察室の中では、猫のハンドリングに四苦八苦することがあります。
猫と円満にやっていくには、まず猫の気持ちになって、物事を見つめなおすことから始めましょう。
特に、猫という動物種の中で進化した社会構造は、我々人間のものとは大きく違います。
孤独を好む生き物として、合理的で完璧な能力を備えている猫であっても、複雑で順応性のある社会的行動をとるものです。
診察室では、捕食動物と獲物の両方になってしまうことが、猫の反応のしかたに影響を与えています。
2. 飼い主のコンプライアンス:飼い主の考えを尊重する
11:00〜12:00 および 13:00〜14:00
猫の飼い主が一人でも多く予防ケアに来院できるようにするには?
そして、獣医師の提案を実践できるように我々が飼い主にできるサポートとは?

そもそも猫は病院に来ることが嫌いです。
だから、飼い主さんは、猫を病院に連れてくることを嫌がります。
そして院内のスタッフでも、犬のほうが扱いやすいと感じている人が多いでしょう。
こうした現実に向き合い、解決法を見つけることが猫の来院数を増やし、猫へのより良いケアの提供につながります。
3. 猫を尊重した扱い方 VS 猫を動揺させる扱い方:明日から診察室で実践してみよう
14:00〜16:00
猫の気持ちになって考えることができたら、今度はそれを日々の診療に活かしていく番です。
獣医師はもちろん、病院のスタッフ全員がストレスの少ない中で良いケアができるよう、
たくさんのテクニックやポイント、対処法を学びましょう。
4. 下部尿路疾患:代謝とストレス
16:00〜18:00
下部尿路疾患(LUTD)は、猫では一般的な問題です。
この数十年の研究は、主に結晶尿の原因と管理法に重点が置かれていました。
しかし、ここ最近で明らかになったのは、LUTDを患う猫の大多数は特発性であり、
膀胱は臨床症状を誘引する器官ではなく、おそらく犠牲になった結果であると考えられています。
パンドラ・シンドロームというコンセプトから、LUTDにおける代謝とストレスの役割について講義します。
12月4日(日)
9:00〜18:00
1. 猫のライフステージに合わせたケア:猫のための健康プログラム
9:00〜11:00
ウェルネスケアは猫の健康増進に役立つだけでなく、動物病院の健全な経営管理においても重要です。
それには、どんな検査や予防プログラムを取り入れるべきでしょうか?
今回、動物病院がより良質なケアを最適な方法で提供できるように考案された猫のための健康プログラムをご紹介します。
生涯を通じた予防・健康ケアの土台を築くと共に、飼い主と猫が動物病院でより良い時間を過ごせるようなツールをお教えします。
併せて2013年にAAFPが推奨しているワクチネーションプログラムについても解説します。
2. 栄養摂取と排泄の問題(消化器のイン&アウト)
11:00〜12:00 および 13:00〜14:00
a)カロリー摂取:食欲不振・食べない猫の栄養供給  : 11:00〜12:00

適切な栄養を十分に摂取できない動物には介入が必要です。
栄養支持が必要な患者の見極め方、供給方法(経口vs栄養チューブ)、適切な栄養素の計算法、
栄養支持を終了するタイミングについて講義します。


b)猫の便秘症の管理:頑固な問題を解消するには  : 13:00〜14:00

便秘症の猫を診察したら、便秘を作り出す「腸以外の」要因について考える必要があります。
環境、内科疾患、薬剤、外科的な治療が与える影響について講義します。
3. 猫の腎臓病を理解する:従来の考え方と新たな見解
14:00〜16:00
腎機能障害は、末期の機能不全としてではなく、様々な原因を持つ疾病の進行過程としてアプローチすると
適切な段階で治療を導入できるだけでなく、飼い主が猫の治療を前向きに考えられるようにもなります。
また、 IRISシステムによる腎疾患のステージングは、再水和した状態で行うことが重要です。
腎機能障害は進行するという特性から、たとえば蛋白尿、高血圧、代謝性アシドーシス、高リン血症、
高窒素血症などの寄与因子に対処し、進行をできる限り抑える治療に力を入れるべきでしょう。

さらに、腎疾患の原因はすべて同じとは限りませんから、個々に腎疾患を特定することも目標におくべきです。
最後に、2016年における腎臓病(CKD)の最新情報とは?
新しい検査法や治療法、そして CKDのすべてのステージの猫にとって最適な栄養供給を行うための方法を講義します。
4. 肝疾患を持つ猫にとって最適なケアとは
16:00〜18:00
リピドーシス、胆管肝炎、そして様々な肝障害など、どの疾患でもその疾病過程を理解し、
猫の回復を促す適切な治療法を選択できるように基本を知ることが重要です。
栄養補助食品については、各製品の作用や、猫の肝疾患の治療ではどのぐらいの有効性が証明されているのか、
現在分かっている情報をお伝えします。
それらのことを踏まえて、従来の治療の補助として、あるいは多様な療法の一つとして
どのような製品を取り入れることが可能で、理に適っているのか、私たちは選択しなくてはなりません。

動画アーカイブ

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12月3日(土)
セミナー情報を表示
1. 猫を尊重した扱い方 VS 猫を動揺させる扱い方:猫の気持ちになって考えてみよう
  • 猫を尊重した扱い方 VS 猫を動揺させる扱い方:
    あなたの病院における猫の経験と飼い主のコンプライアンスの向上(テキスト)
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    1スライド/ページ(テキスト) ファイル容量:1MB
  • 尊重した扱い方 ― 猫、飼い主、動物病院、そしてあなたにとってより良い方法とは
    (スライド)
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    2スライド/ページ(カラー) ファイル容量:11MB
  • 猫の予防医療プロトコール(参考資料)
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    1スライド/ページ(カラー) ファイル容量:3.1MB
セミナー
掲載日:2019年7月17日
  • Vol.01科目
    ・ペットの飼育数に関する統計調査
    ・Source: GfK survey among 27,000+ Internet users (ages 15+) in 22 countries © GfK 2016 | Pet ownership
    ・あなたがみるのは犬より猫のほうが多いですか?
  • Vol.02科目
    ・犬の来院数59% vs 猫の来院数39%
    ・動物病院に行った人たちは…
    ・傾向
  • Vol.03科目
    ・それでも飼い主は、予防ケアの大切さを理解していると言う!
    ・大きな食い違い 認識 vs 現実
    ・はじめに…
    ・絶好の機会
  • Vol.04科目
    ・Cat Healthyプロジェクト
    ・予防ヘルスケアプロトコール
    ・予防ヘルスケアプロトコール要約版
    ・皆が全て猫好きというわけではない
    ・知られたくない秘密
    ・猫は犬よりも難しいと思う
    ・障害がある
    ・失ってしまった機会
2. 飼い主のコンプライアンス:飼い主の考えを尊重する
  • 猫を尊重した扱い方 VS 猫を動揺させる扱い方:
    あなたの病院における猫の経験と飼い主のコンプライアンスの向上(テキスト)
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  • 尊重した扱い方 ― 猫、飼い主、動物病院、そしてあなたにとってより良い方法とは
    (スライド)
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  • 猫の予防医療プロトコール(参考資料)
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セミナー
掲載日:2019年7月17日
  • Vol.01科目
    ・概要
    ・コンプライアンス
    ・飼い主の認識
    ・思い込み vs 現実
  • Vol.02科目
    ?猫は自然界で何を食事にしてますか?
    ・孤独なハンターである
  • Vol.03科目
    ・飼い主は定期的な検診の必要性を理解していない
    ・子猫に乾杯
    ・病気のサイン
    ・病気のわずかな徴候とは
  • Vol.04科目
    ・病気のわずかな徴候とは
  • Vol.05科目
    ・Google先生
    ・予防ケアをする価値があるのはなぜ?
    ・あなたの猫と獣医師
    ・獣医師への受診を最大限に活用する
  • Vol.06科目
    ・飼い主の認識
    ・飼い主は愛する猫を治療する私たちのやり方が好きではない
    ・スタッフの認識
    ・猫の認識?
  • Vol.07科目
    ・チャレンジ: 飼い主、猫 そして 獣医療チーム
    ・動物病院に連れて行く(動画)
    ・患者の経験!(動画)
    ・猫の飼い主の38%が動物病院に行くことを考えるだけでストレスになると言っている!
    ・お楽しみは家から始まる
    ・猫の飼い主の58%は、自分の猫が動物病院に行くのを嫌がっているという
    ・来院に掛かる実際の時間の長さを考える = > 4 時間
    ・動物病院へ行くには
  • Vol.08科目
    ・いつ動物病院に行くのか?
    ・移動のストレスを抑える手順
  • Vol.09科目
    ・飼い主と猫のストレスを軽減する
    ・これをどのように変えるか?
    ・www.sleepypod.com
    ・Hide Perch & Go www.hideperchandgo.com
    ・Hide Perch & Go(動画)
  • Vol.10科目
    ・猫に優しい扱い方ガイドライ
    ・キャリーバッグを座席の下側に置く(動画)
    ・www.Catalystcouncil.org
    ・猫をキャリーバッグに慣れさせる方法
    ・ストレス・フリーな移動のためのリソース
    ・絶対に行ってはいけない移動方法
    ・猫は学習が早い
3. 猫を尊重した扱い方 VS 猫を動揺させる扱い方:明日から診察室で実践してみよう
  • 猫を尊重した扱い方 VS 猫を動揺させる扱い方:
    あなたの病院における猫の経験と飼い主のコンプライアンスの向上(テキスト)
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  • 尊重した扱い方 ― 猫、飼い主、動物病院、そしてあなたにとってより良い方法とは
    (スライド)
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  • 猫の予防医療プロトコール(参考資料)
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セミナー
掲載日:2019年7月17日
  • Vol.01科目
    ・猫とは一体何者で、どんな生き物なのか?
    ・患者になったときの経験
  • Vol.02科目
    ・患者になったときの経験(続き)
  • Vol.03科目
    ・臨床現場で見る猫
    ・なぜそのように行動するのか?
    ・想像してみよう
    ・“食べたものが自分自身になる”
    ・捕食者であり餌食にもなる
  • Vol.04科目
    ・ドライフードでマウス1匹分は何粒くらい?
    ・猫の歯
    ・リソースの依存に関わること
  • Vol.05科目
    ・全てが私の望み通りである限り、私は完全に従順である
    ・飼い主は定期的な検診の必要性を理解していない
    ・縄張り意識
    ・ボディランゲージは、闘争と身体的傷害を回避する
    ・コミュニケーション
  • Vol.06科目
    ・嗅覚によるコミュニケーション
    ・www.cbc.ca/natureofthings/episodes/the-lion-in-your-living-room
  • Vol.07科目
    ・聴覚による合図
    ・聴覚的な合図:要求の伝達
    ・視覚的コミュニケーション
    ・視覚的コミュニケーション
    ・表情
    ・視覚的合図/シグナル伝達
  • Vol.08科目
    ・触覚によるコミュニケーション
    ・触覚によるコミュニケーション
    ・脅威を感じているシグナル: わずかな変化
    ・脅威を感じているシグナル: 強くなった表現
    ・非常に脅威を感じているシグナル: 極度な表現
    ・“優勢の”威嚇的シグナル
  • Vol.09科目
    ・ISFM/FAB猫専門委員会ガイドライン
    ・“ペットのストレス度をチェックしよう”
    ・CAT MASTERY
    ・まとめ
  • Vol.10科目
    ・次のトピック: 臨床現場に猫の視点を取り入れる
    ・子猫の経験とは?
    ・私たちはAAFPが推奨する猫に優しい動物病院を実践しています!
    ・猫に安全なスペースを用意する
    ・猫の待合室
    ・自衛的な猫の扱い方
    ・どうすれば脅威を極力減らすことができるのか?
  • Vol.11科目
     視覚:犬、他の猫、見知らぬ人、反射、顔に近づいてくる物、明るい光、見慣れぬ衣服、マスク、手袋、暗い影、突然の動き
     触覚:冷たい、湿った、滑りやすい、保定される、血圧カフの膨張、針、シリンジ給餌、冷たい皮下輸液/注射、注射針の刺入
     味覚:なじみのない食事、薬剤
     ステンレス製品:診察台は全てタオルを用いる。ステンレスケージは影が映るのでタオルでなどで覆う。
     革の手袋!(使わない)
     首の後ろをつかまれる/身体を伸ばされること
     ※タオルは脅威を減らすのに役立つ。
  • Vol.12科目
    ・猫が脅威を感じるとき
  • Vol.13科目
    ・恐れのレベル
    ・尊重した扱い方
    ・猫の診察や検査に最適な場所は猫が居たいと思う場所である!
    ・どうしたら元通りになるかな?
  • Vol.14科目
    ・“力より技”
    ・猫のシグナルを利用する
    ・入院室で脅えている猫に対して
    ・診察をしやすくする
  • Vol.15科目
    ・猫の診察1(動画)
  • Vol.16科目
    ・猫の診察2(動画)
  • Vol.17科目
    ・鎮静?
    ・サンプル採取
  • Vol.18科目
    ・入院室と治療
    ・どのような感覚入力が脅威になるのか?
  • Vol.19科目
    ・入院室 
    ・礼儀正しくする 自己紹介をする!(“猫”向けの)
    ・精神的刺激: パズル & iPad
  • Vol.20科目
    ・来院後の自宅でのケアをより良くする
    ・ホームケア、 コンプライアンス、そしてフォローアップ
    ・罪悪感
    ・ホームケア
    ・リソースを用意する
    ・自宅環境への復帰
  • Vol.21科目
    ・再来院を促すにはどうしたら良いか?
    ・失われた機会
    ・猫の標準医療レベルを向上させよう!
    ・質疑応答
4. 下部尿路疾患:代謝とストレス
  • 下部尿路の健康―代謝とストレス(テキスト)
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  • 下部尿路の健康:代謝とストレス(スライド)
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    1スライド/ページ(カラー) ファイル容量:3.8MB
セミナー
掲載日:2019年7月17日
  • Vol.01科目
    ・下部尿路疾患:代謝とストレス
    ・長期的な痛みのヒストリー
    ・尿のpH
    ・メール
    ・LUTS:下部尿路症状
    ・下部尿路症状
    ・下部尿路症状
    ・下部尿路症状
  • Vol.02科目
    ・特発性膀胱炎
    ・理解が難しい
    ・2003年以降、80種類を超える様々な治療(薬剤、方法)が試みられてきた 研究は少ない
    ・私たちは一体なにを知っているのか?
    ・女性での原因は?
    ・猫での原因は?
    ・原因は?
    ・オランダの飢餓
  • Vol.03科目
    ・FUSからパンドラ症候群へ
    ・新たな概念
    ・多面的な環境の修正
  • Vol.04科目
    ・特発性膀胱炎
    ・ストレス
    ・“パンドラ症候群”
  • Vol.05科目
    ・未治療にすることで起こり得る結果
    ・このような猫は、どのように治療すれば良いか?
    ・尿検査
    ・尿沈渣の採取を改善する方法
    ・Stellaの尿検査
    ・Stellaの治療はどうすれば良いか?
  • Vol.06科目
    ・ストレスを軽減するために我々ができることは?
    ・AAFP および ISFM 猫の環境ニーズに関するガイドライン
    ・ストレスを軽減するための環境改善
    ・ガイドラインの論理的根拠
    ・健全な環境のための5本柱:
  • Vol.07科目
    ・ジルケーン
  • Vol.08科目
    ・食事の持つ役割は何か?
    ・食事の持つ役割は何か?
    ・肉(加熱した)を多く、炭水化物を少なく? オメガ3脂肪酸
    ・WSAVA 2014
    ・水和状態
  • Vol.09科目
    ・トイレ: 衛生状態と望ましいタイプ
  • Vol.10科目
    ・飼い主向け 家庭でのリソースのチェックリスト
    ・“Cat Mastery” Buffington著
    ・質疑応答
12月4日(日)
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1. 猫のライフステージに合わせたケア:猫のための健康プログラム
  • 全ライフステージの猫に対する予防ヘルスケア(テキスト)
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    1スライド/ページ(テキスト) ファイル容量:771KB
  • 猫の健康:全ライフステージの猫に対する予防ヘルスケア(スライド)
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セミナー
掲載日:2019年7月17日
  • Vol.01科目
    ・健康を実践する
    ・予防ヘルスケアプロトコール
    ・子猫に乾杯
    ・目次
    ・猫の標準医療レベルを向上させようカナダ全土で力を合わせて
    ・動物病院 ー レスキューグループ ー ペットショップ & 小売店 ー 猫 & 猫の世話をする人々 ー シェルター
    ・猫に優しい提案
  • Vol.02科目
    ・猫のためにデザインされた医療を受ける
    ・猫の来院を促すには
    ・飼い主が猫を安全かつ少ないストレスで猫を運べるように、フェリウェイ・ワイプを入れたキャリーバッグを貸し出す。
    ・猫が嫌がらないハンドリングをスタッフに教える。たとえば、保定するときは首筋をつかむのではなく、タオルでくるむようにする。
    ・猫のアートや飼い主が撮影した猫の写真を飾ったり、予防ヘルスケアの話を始めるためのビデオを流したりして、病院が猫に対して献身的な姿勢であることを伝える。
    ・猫専用の待合室を用意したり、目隠しになるものを置いて猫と犬を分けたりすることで、極力、犬との視覚的な接触が起こらないようにする。
    ・静かな猫専門病棟があると理想だが、少なくともケージの中では、処置室の他のケージと対面しないようにし、内側に隠れられるスペースを用意する。
    ・待合室にベンチや一段高いカウンターを用意して、キャリーバッグを床よりも高い位置に置くようにする。猫が他のペットと目を合わせることがないように、バッグを覆うタオルを用意する。
    ・ツール
    ・予防ケアをする価値があるのはなぜか
    ・知っていましたか?
    ・飼い主のための CAT HEALTHY
    ・どんなときに動物病院に行けば良いのか?
    ・Cat Healthy YouTube:
  • Vol.03科目
    ・あなたの猫と獣医師
    ・毎回の診察を最大限に利用する
    ・これから猫を育てる人たちへ
    ・予防的ヘルスケアプロトコール:要旨
    ・目次:
    ・猫の予防ヘルスケアキーポイントのまとめ
    ・どんなときに動物病院に行けば良いのか?
  • Vol.04科目
    ・ウェルネス・プログラム
    ・ヘルスケアはライフステージに合わせて行う
    ・機会を逃してしまっても
    ・チャンスはある!
    ・最初の来院を大切にする
  • Vol.05科目
    ・生後1年目の予防ケアプログラムを考慮する
    ・子猫用プログラムの目的
    ・教育
    ・生後1年目のプログラム
    ・生後1年まで
  • Vol.06科目
    ・栄養状態の評価
    ・栄養に関する教育を行う
    ・食事の時に狩りの時間を取り戻す
    ・栄養に関する教育
    ・精神的な刺激:パズル & ipad
    ・栄養に関する教育
  • Vol.07科目
    ・肥満を予防する
    ・肥満の疫学
    ・深刻化している問題
    ・ツールとリソース
    ・猫の栄養計算表 成猫のための体重管理ツール
    ・栄養学のためのツールキットWSAVAグローバル栄養委員会
  • Vol.08科目
    ・予防ヘルスケアのプロトコール:要旨
    ・猫の屋内での不適切な排泄行動の診断および解消に関するAAFPおよびISFMのガイドライン
    ・シェルター、レスキュー、TNRでの安楽死の理由
    ・包括的な身体検査
    ・信頼関係を築く
    ・包括的な身体検査
  • Vol.09科目
    ・子猫のケア:1歳まで
    ・疼痛の評価と管理
    ・関節炎に目を光らせること
    ・痛みがあることを認識する
    ・飼い主が帰る前に再診日を予約する
    ・成猫:1~8歳
    ・リスク評価を最新にする
    ・屋内飼育猫に関する俗説
  • Vol.10科目
    ・壮年から高齢猫:8歳以降
    ・寄生虫のコントロール
    ・猫の予防ケアで来院数を増やそうという場合寄生虫コントロールを利用しても良いだろうか?
    ・猫ひっかき病
    ・屋内の害虫は疾患を伝播する
    ・寄生虫コントロールの提案
    ・なぜ糞便検査を行うのか?
    ・総合的な糞便検査
    ・猫の心糸状虫症
  • Vol.11科目
    ・疾患のスクリーニング
    ・猫が陥りやすい疾病(年齢群別)陥りやすいが、必ずしもこれらの年齢群に限定しない
    ・ライフステージ別の予防ケアと疾患のスクリーニング
    ・外見上健康な中齢から高齢の猫に認められる所見
    ・研究の理論的根拠
    ・外見上健康な高齢猫のスクリーニング検査における一般的な所見
    ・年齢別グループの比較
    ・キーポイント
    ・つまり、高齢猫の数は13,527,000頭!
    ・予防ケアのための来院6カ月毎
  • Vol.12科目
    ・猫が違う点は…
    ・初期症状としての体重減少
    ・高齢猫の筋肉消耗は
    ・正常な筋骨格系の変化
    ・身体組成の変化が加齢に与える影響
    ・ワクチン接種プログラム
    ・2013年AAFP予防接種諮問委員会報告
    ・2013年最新版 コアワクチン vs. ノンコアワクチン
  • Vol.13科目
    ・ワクチン接種の目標
    ・ワクチン接種の哲学
    ・ワクチン接種の哲学
    ・レトロウィルス検査:誰に?いつ?
    ・口腔疾患のある猫のFeLV/FIV
    ・レトロウィルスの管理
    ・レトロウィルス陽性猫
    ・2008年全米猫獣医師協会による猫レトロウィルス管理のガイドラ
    ・猫の予防ヘルスケアキーポイントのまとめ
  • Vol.14科目
    ・爪と被毛のケア
    ・爪切除術
    ・管理不良の疼痛 => 神経障害痛
    ・犬猫の医学的に不必要な手術(MUS)の再評価
    ・デクロウの代わりにできること
    ・その他に実施できるプログラム
2. 栄養摂取と排泄の問題(消化器のイン&アウト)
  • IN! 食欲不振の猫のカロリー供給(テキスト)
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    1スライド/ページ(テキスト) ファイル容量:710KB
  • OUT! 詰まってます:猫の便秘を解消するには(テキスト)
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    1スライド/ページ(テキスト) ファイル容量:946KB
  • 消化器のイン・アウト 猫のカロリー摂取と便秘の管理(スライド)
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    2スライド/ページ(カラー) ファイル容量:4.4MB
セミナー
掲載日:2019年7月17日
  • Vol.01科目
    ・問題点
    ・なぜ食べないのか?
    ・痩せ細った高齢猫
    ・体重減少が寿命に及ぼす影響
    ・不健康な筋骨格系の変化
    ・ボディコンディションスコア
    ・筋肉コンディションスコア
    ・身体検査
  • Vol.02科目
    ・食欲刺激剤
    ・栄養支持はいつから  始めるべきか?
    ・栄養供給のポイント
  • Vol.03科目
    ・治療上のポイント
    ・栄養計算ツール
    ・栄養供給の方法は?
    ・経口補助
  • Vol.04科目
    ・食道造瘻チューブ
  • Vol.05科目
    ・食道チューブの設置(動画)
    ・食道チューブの固定
    ・開口器:良くない選択(猫には絶対に使ってはいけない)
  • Vol.06科目
    ・カロリー密度
    ・供給量は?
    ・供給量は?
    ・チューブによる給餌
    ・Kitty kollar
  • Vol.07科目
    ・食道チューブの使用は簡単 ― スタッフ・クライアント向けの動画(動画)
    ・供給の頻度は?
    ・滴下注入法
    ・栄養供給の期間は?
    ・まとめ
  • Vol.08科目
    ・質疑応答
3. 猫の腎臓病を理解する:従来の考え方と新たな見解
  • 猫の慢性腎臓病における現在の考えとその治療的意義(テキスト)
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  • 猫の慢性腎臓病における現在の考えとその治療的意義(スライド)
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セミナー
掲載日:2019年7月17日
  • Vol.01科目
    ・猫の慢性腎臓病における現在の考えとその治療的意義
    ・腎機能の低下は年齢相応である
    ・CKD(慢性腎臓病)の有病率:一般的である
    ・慢性腎臓病
    ・慢性尿細管間質性腎炎の有病率
    ・猫の慢性腎臓病の組織形態計測と腎機能障害マーカーとの相関性
    ・病態生理学と危険因子 - 分かっていることは何か?
    ・CKDの危険因子:
  • Vol.02科目
    ・病歴と臨床像
    ・尿毒症
    ・診断検査
    ・診断、ステージ分類、およびスクリーニング– 推薦されることは何か?
    ・画像診断
    ・診断検査
    ・ライフステージ別の予防ケアと疾病スクリーニング
  • Vol.03科目
    ・なぜステージ分類するのか?
    ・ステージ分類
    ・腎臓病のIRISステージ分類
    ・血中クレアチニン濃度に基づいたステージ分類
    ・クレアチニン
    ・ステージ
    ・ステージ2~4
    ・SDMAっていったい何?
  • Vol.04科目
    ・SDMAっていったい何?(気にする必要はあるの?)
    ・猫の糸球体濾過量を推定し、糸球体濾過量の低下またはボーダーラインの猫を検出するための簡易的方法
    ・CKDを早期発見するためのSDMA
  • Vol.05科目
    ・CKDの犬猫における“正常値”の再評価 – Greg Grauer (ACVIM 2015)
    ・CKDの犬猫における“正常値”の再評価
    ・CKDの早期診断:クレアチニン
    ・CKDの早期診断:SDMA
    ・CKDを早期検出するのためのSDMA
  • Vol.06科目
    ・ステージのアップグレード?
    ・症例Foxy
    ・Foxyの腎臓病のステージはどれか?
    ・腎臓病のIRISステージ分類
    ・重要!
    ・特異的治療 vs 支持療法
    ・ステージ分類:以下の要素を管理することで
  • Vol.07科目
    ・診断、ステージ分類、およびスクリーニング – 推薦されることは何か?
    ・サブステージ分類:血圧とタンパク尿
    ・ステップ2. タンパク尿と血圧を基にサブステージに分類する
    ・CKDの管理:収縮期血圧
    ・臨床的意義:高血圧
    ・高血圧
    ・CKDの管理:収縮期血圧
    ・高血圧の治療
    ・臨床的に正常な猫におけるアンギオテンシン遮断薬および塩酸ベナゼプリルによる外因性アンジオテンシンに対する昇圧反応の減弱
  • Vol.08科目
    ・ステップ2. タンパク尿と血圧を基にサブステージに分類する
    ・タンパク尿
    ・タンパク尿: 4 Q
    ・タンパク質はどこから来るのか?
    ・臨床的意義: タンパク尿
    ・タンパク尿: マーカーなのかメディエーターなのか?
    ・なぜ関係するのか?
    ・UPCはいつ実施すべきか?
    ・ACE 阻害薬
    ・ACE 阻害薬
    ・アンジオテンシンII受容体遮断薬
  • Vol.09科目
    ・病因特異的な治療
    ・細菌尿だと思ったのに?
    ・腎盂腎炎
    ・尿管結石/腎結石
  • Vol.10科目
    ・病因非特異的な治療
    ・水和
    ・水分補給
    ・輸液量の計算
    ・維持量と脱水時の輸液必要量
    ・水和の維持
    ・食事は回数を増やして少量ずつ => 飲水量が増える
  • Vol.11科目
    ・脱水:痛みがある?
    ・代謝性アシドーシス:一般的
    ・1日あたり60 ml/kg 理想体重!
    ・皮下輸液のこつ
    ・低カリウム血症
  • Vol.12科目
    ・慢性腎臓病の猫の食事
    ・食欲低下、吐気、そして嘔吐
    ・慢性腎臓病の猫における血清クレアチニン、血清ガストリン、カルシウム・リン積、および尿毒症性胃症の関係性
    ・制吐剤
    ・食欲低下、吐気、そして嘔吐
    ・栄養計算ツール
    ・痩せ細った高齢猫
    ・タンパク質: カロリー栄養不良
  • Vol.13科目
    ・猫の慢性腎臓病の治療 その根拠は何か?
    ・タンパク質制限という考え
    ・現在の治療 - 達成できることは何か?
    ・食事に関するキーポイント
    ・猫の慢性腎臓病
    ・タンパク質は必ず制限すべきなのか?
    ・タンパク質制限の根拠は何か?
    ・タンパク質は必ず制限すべきなのか?
    ・全体像として見る
    ・タンパク質は尿毒症を起こすのか?
  • Vol.14科目
    ・ボディーコンディションを維持する根拠は?
    ・除脂肪組織量(LBM)の維持を基にした高齢猫のタンパク質要求量
    ・ボディーコンディションを維持する根拠は?
    ・ボディーコンディションを維持する根拠は?
    ・ボディーコンディションを維持する根拠は?
    ・獣医療の腎臓学における争点:国際獣医腎臓病研究グループの慢性腎臓病ステージ 2 ~ 4 の猫では腎臓病食が適応となる: 反対派の視点
  • Vol.15科目
    ・その他の因子も考慮しなければならない
    ・血清リンのコントロール
    ・血清リンのコントロール
    ・新たに
    ・猫のタンパク質およびリンの制限食
    ・目標
    ・CKDの貧血
    ・エリスロポエチン
    ・エリスロポエチン
    ・輸血?
    ・慢性腎臓病における抗酸化剤
  • Vol.16科目
    ・CKDの危険因子
    ・まとめ
    ・キーポイント
    ・食事に関するキーポイント
    ・情報リソース
    ・質疑応答
4. 肝疾患を持つ猫にとって最適なケアとは
  • 肝疾患の猫における最適な診療(テキスト)
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  • 肝疾患の猫における最適な治療(スライド)
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セミナー
掲載日:2019年7月17日
  • Vol.01科目
    ・目的
    ・肝機能
    ・肝臓の微小解剖
    ・Enrique Aburto氏より提供されたスライド
    ・肝疾患の典型的なCBC所見
    ・肝疾患の典型的な血液生化学所見
    ・肝酵素パターン
  • Vol.02科目
    ・重要な点
    ・生化学検査のその他の変化
    ・肝疾患の尿検査
    ・肝疾患症例の病歴
    ・診察
    ・筋肉コンディションスコア
    ・筋肉スコア判定基準
    ・ミニマムデータベース
    ・第二段階の診断検査
  • Vol.03科目
    ・肝疾患
    ・ジョージの例をみてみましょう
    ・ジョージ:病歴
    ・ジョージの診察
    ・体重の変化率(%)
    ・診察
    ・診察
    ・ジョージ:プロブレムリスト
    ・ジョージ:鑑別診断
    ・鑑別診断:溶血も含む
  • Vol.04科目
    ・ジョージ:次はどうする?
    ・診断計画および治療計画
    ・常に4つの主要な側面に重点を置く
    ・すべてが相互に関連し合っている
    ・多くの猫で(飼い主が)最初に気付く脱水の臨床症状は?
    ・脱水:痛みがある?
  • Vol.05科目
    ・肝リピドーシスの10原則
    ・リピドーシス治療の10原則:その1
    ・まず食べさせること、診断はあとから
    ・給餌に関する注意点
    ・治療上の注意点
    ・ジョージの臨床検査結果
    ・肝酵素パターン
    ・臨床検査結果
    ・この肝臓の異常値はどう解釈すればよいか?
    ・臨床検査結果
  • Vol.06科目
    ・ジョージに生じた疾患は?
    ・ジョージに与える最適な食事は?
    ・リピドーシス: 何を食べさせるべきか
    ・何を食べさせるべきか
    ・食事を給餌する経路は?
    ・原則2:大口径の経腸栄養チューブによる給餌で、生存の見込みは高くなる
    ・嘔吐を止める
  • Vol.07科目
    ・原則3:輸液剤!
    ・覚えておくこと
    ・脱水すると...
    ・原則4:積極的に血清カリウムを補正する!!!
    ・原則5:ビタミンK1を補給する
    ・原則6
    ・基礎原因:特発性か続発性か?
    ・ジョージを管理するための次のステップは?
    ・針生検
  • Vol.08科目
    ・FNAやツルーカット生検より楔状生検のほうが良い
    ・FNA と楔状生検の比較
    ・針生検と楔状生検の不一致率
    ・原則7:タウリンの補給
    ・原則8:L-カルニチンを補給する
    ・原則9:水溶性ビタミンを補給する
    ・ビタミンB12
    ・原則10: 肝臓サプリメント
    ・臨床で使用するSAM-e(S-アデノシルメチオニン)
    ・シリマリン(マリアアザミ)
    ・肝疾患におけるマリアアザミの有用性を示す証拠
    ・あなたならジョージにどの抗酸化物質を使いますか?
  • Vol.09科目
    ・炎症性肝胆道疾患
    ・機序
    ・胆管炎:種類
    ・猫で最もよくみられる胆管炎は?
    ・非化膿性胆管炎
    ・非化膿性胆管炎:身体検査
    ・非化膿性:診断
    ・非化膿性:診断
    ・リンパ増殖性疾患
    ・非化膿性:治療
    ・ウルソデオキシコール酸
    ・リンパ球性胆管炎
  • Vol.10科目
    ・好中球性/化膿性
    ・化膿性となる過程
    ・化膿性:病歴、所見
    ・慢性化膿性の過程
    ・化膿性:治療
    ・化膿性胆管炎:病原微生物
    ・敗血症性化膿性胆管炎に必要な抗生物質の投与期間は?
    ・化膿性:治療 敗血症の場合
    ・敗血症性化膿性:治療
    ・生検で線維症
    ・化膿性:治療
    ・肝疾患のモニターと予後
  • Vol.11科目
    ・質疑応答
  • Vol.12科目
    ・質疑応答
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