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先生の抗菌薬処方、間違っていませんか?

人医療では、2050年には感染症による死亡者数が悪性腫瘍を越えると推定されています。その原因が抗菌薬の不適切使用による薬剤耐性菌の出現。ワンヘルスの観点から動物病院も例外ではありません。

だから今からきちんと抗菌薬を学ぶべき!と、VMNは考えます。

2022年11月16日より、原田 和記先生を講師にお迎えして、新 抗菌剤セミナー「犬と猫の抗菌薬治療のために備えておく必須知識」を配信いたします。

※本セミナーは2022年10月8日に収録したものを11月・12月・1月の3回に分けて配信いたします。今回の全3回は抗菌剤を学ぶ、いわばイントロ部分です。

セミナーはインターネットライブ配信で実施し、後日アーカイブ動画としても公開いたします。

申し訳ありませんがリアルタイムでの質問の受付ができませんので、専用質問ボードからご質問ください。

VMN What ? 対応プログラムですので、アーカイブ動画を見て浮かんだ質問も、専用質問ボードからいつでも講師に質問が可能です。

視聴して、取り組んでみて、質問して疑問を解消する…そんな参加型のセミナーを目指しています。

セミナー概要

セミナー名 原田 和記先生の抗菌剤セミナー
「犬と猫の抗菌薬治療のために備えておく必須知識」 第1回
講師 原田 和記先生
開催日時 2022年11月16日(水) 13:00〜14:45
トピック
「ここから始まる!抗菌薬治療に必要不可欠な知識」
対象 VMN有料会員・学生会員
閲覧費用 無料

動画アーカイブ

動画アーカイブを公開しました
トピック1 : ここから始まる!抗菌薬治療に必要不可欠な知識
  • ここから始まる!抗菌薬治療に必要不可欠な知識(ご講演資料)
    6スライド/ページ (カラー)
    ダウンロード
    ファイル容量:3.3MB
セミナー
掲載日:2022年12月20日
  • ・今回の講義内容
    ・1.薬剤耐性菌と抗菌薬の慎重使用
    ・抗菌薬のメリット・デメリット
    ・細菌の薬剤耐性機構
    ・自然耐性 vs 獲得耐性
  • ・薬剤耐性菌の発生機序1
    ・薬剤耐性菌の発生機序2
    ・抗菌薬の不適切な使用は、薬剤耐性菌の増加につながる!
    ・使用した抗菌薬に対する耐性菌だけが発生するとは限らない
    ・発生した薬剤耐性菌は様々な影響を及ぼす!
    ・オニールレポート
    ・適正使用 vs 慎重使用
    ・抗菌薬使用の条件
    ・飼い主の理解を得る
  • ・2.細菌感染症の診断
    ・細菌感染症の診断の流れ
    ・抗菌薬治療のアプローチは両者で異なる
    ・免疫抑制状態を引き起こす主たる要因
    ・感染部位は症状から類推するが・・・
    ・細菌感染症診断のためにやるべきこと
    ・細菌感染症診断には細菌の存在+αが必要
  • ・検体の染色標本の確認手順
    ・細菌感染像
    ・変性好中球の出現は部位に関わらすみられる
  • ・グラム染色の流れ(ハッカー法)
    ・グラム染色による分類
    ・大腸菌(腸内細菌科細菌)
    ・グラム陰性桿菌の伸長反応
    ・Klebsiella属菌(腸内細菌科細菌)
    ・緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)
  • ・ブドウ球菌(多くはStaohylococcus pseudintermedius)
    ・腸球菌(Enterococcus faecalls)
    ・連鎖球菌(Streptococcus spp.)
    ・マラセチア(Malassetia)
    ・細菌数及び細胞数の半定量的評価
    ・細菌培養検査はグラム染色の上位互換ではない!
  • ・細菌培養・薬剤感受性試験が必要となる感染症
    ・薬剤感受性試験結果の解釈
  • ・3.抗菌薬の選択及び使用
    ・抗菌薬を選択する上で考慮すべき事項
    ・状態が安定している患者と状態が悪い患者
    ・デ・エスカレーション療法の概要
    ・狭域と広域の明確な区別はない!
    ・抗菌薬の採用部位と作用機序
    ・各抗菌薬の代表的な抗菌スペクトル
    ・各抗菌薬の代表的な対象菌種
    ・第一次選択薬 vs 第二次選択薬
    ・医療上の重要性に基づく抗菌薬分類
  • ・獣医療における多剤耐性菌:ESBL産生菌
    ・代表的多剤耐性菌:メチシリン耐性ブドウ球菌
    ・獣医療分野で注視されている多剤耐性菌
    ・第二次選択薬の特性
    ・薬物動態に影響を与える主な要素
    ・投与経路別の血中濃度の推移
    ・タンパク結合率と水溶性・脂溶性
    ・抗菌薬の脂溶性の違い
    ・肝機能と腎機能に応じた抗菌剤の使用
  • ・PK(薬物動態学)とPD(薬力学)
    ・最小発育阻止濃度(MIC)
    ・抗菌薬の代表的なPK/PDパラメーター
    ・抗菌薬の抗菌作用がPK/PDパラメーター
  • ・4.転帰の確認
    ・感染症の改善指標(私案)
    ・抗菌薬の投与期間の原則
    ・抗菌薬治療が失敗する原因「効果がない抗菌薬を使用してしまった!」
    ・抗菌薬治療が失敗する原因「効果がある抗菌薬を不適切に使用した!」
    ・抗菌薬治療が失敗する原因「効果がある抗菌薬を適切に使用したけど効果なし!」
    ・抗菌薬治療の3すくみを意識
    ・まとめ
抗菌剤セミナー
原田 和記先生の抗菌剤セミナー「犬と猫の抗菌薬治療のために備えておく必須知識」は、VMN有料会員向け無料セミナー「知って得するセミナー」です。

配信の終了後には、専用質問ボードを設置しますので、そちらから質問の投稿が可能です。

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