VMN セミナー情報

- 卒後教育セミナー
- 科目
Global FAST® 超音波セミナー
(AFAST®, TFAST® & Vet BLUE®) - 新しいコアスキル
(AFAST®, TFAST® & Vet BLUE®) - 新しいコアスキル
1日目 - 講義 会場:有明TFTビル902号室
定員 25名: 9:00〜18:00
AFAST® セッション- 2.5 時間
- · 画像の取得法を理解する
- · 軟部組織異常に対する目的臓器アプローチを理解する
- · 腹水スコアリングシステムを理解する
- · 身体検査、臨床検査、X線検査を上回るAFAST®の利点を理解する
- · 症例を使った毎日の適用法
- · 5つの画像と、胸水や心膜浸出液、気胸、基本の心エコー図への画像の利用を理解する
- · 胸水と心膜浸出液を正確に特定するためのTFAST® のルールを理解する
- · 血液量と収縮性、左側および右側の心疾患に対するTFAST®基本心エコー図を理解する
- · 後大静脈の所見を分類し、統合する方法を理解する
- · 症例を使った毎日の適用法
TFAST® セッション- 2.5 時間
- · 肺の尾背側、肺門部、中葉、前葉領域の8つの経胸壁画像を理解する
- · "ウェットラング" vs. "ドライラング" アーティファクトを理解する
- · 診断検査のためのVet BLUE®特有の領域的なパターンに基づくアプローチの利用法を理解する
- · 肺硬化に対する肺の視覚的言語を理解する
- シュレッドサイン、ティッシュサイン、結節サイン、ウェッジサイン - · 肺超音波の強み、落とし穴、制限事項を理解する
- · 症例を使った毎日の適用法
Vet BLUE® セッション- 2.5 時間
質疑応答 – 最後の30 分
2日目 – ウェットラボ
会場:有明TFTビル内 富士フイルムVETシステムズ
午前グループ(定員 12名): 9:00〜13:00
午後グループ(定員 12名):14:00〜18:00
ワークショップ - 午前4時間・午後4時間のセッション(入替え制)
- · AFAST® TFAST® Vet BLUE®のための画像取得 – あわせてGlobal FAST® と呼ばれるアプローチ法
ウェットラボについて
※1グループ(3~4名ずつ)につき犬一頭を用いて画像描出のコツ&画像の解釈を学びます※午前・午後で入れ替え制とし、どちらか1つのコースにご参加いただけます。
※受講者には修了証を発行します
講師紹介

Dr. Gregory R. Lisciandro
DVM, Dipl. ABVP, Dipl. ACVECC
ABVP(米国獣医臨床医会)認定専門医、そしてACVECC(米国獣医救命救急学会)認定専門医であるDr.グレゴリー・R・リシアンドロは、コーネル大学獣医学部卒業後、ニューヨーク・アニマルメディカルセンターで小動物内科・外科学のローテーション制インターンシップ、テキサス州サンアントニオのペット救急センターでは救命救急治療のレジデント課程を修了しました。
Dr.リシアンドロは30年の獣医師キャリアのうちほぼ半分は一般診療に、その後半分は救命救急診療に携わり、当初は救急科担当医でしたがのちに臨床専門医になりました。彼は一般診療をしていた時期全般と救急科に勤務してから3年までは、超音波を使用していませんでした。
“僕は1999年に腹部超音波初級コースを受けましたが内容があまりにも膨大でした。ですから、超音波が自分にとってコア・スキルになるとは全く思えなかったのです。でも、FAST検査なら臨床的に役立ちそうだし、当初の検査は4種類の画像を使用するだけだったので、「なんだ、4つの画像なら覚えられるぞ!」と思いました。その結果、超音波を行わないことで、自分が毎日何を見落としてきたのかを悟り、愕然としました。”
Dr.リシアンドロが関心を寄せたのは、最善の獣医療を提供するには臨床上の重要な疑問に対する答えを直ちに見つけることで、そのためにはFASTと臨床現場で行う超音波検査(point-of-care ultrasound)を統合させることでした。そうして彼が開発し、発表してきたものが、目的臓器アプローチによるAFAST® 、AFAST® 応用腹水スコアリングシステム、気胸、胸水、心膜浸出液のためのTFAST® とそれによる心エコー画像ならびに血液量状態の評価法、そして最も新しいものは、初の先行型である局所パターンに基づいた肺の超音波検査法で、Bラインスコアリングシステムと肺の視覚言語を提供するVet BLUE®です。
Dr.リシアンドロは毎年、医師向けのTRISAT(The Trauma Institute of San Antonio:サンアントニオ外傷学会)クリティカルケア・ウェブキャストシリーズやテキサス州全土のレベルⅠ外傷センターで特別講師を務め、そのほか様々な大学の獣医学部や医師らと共同研究も行っています。現在、査読付き論文でGlobal FAST® アプローチの裏付けとなった臨床関連研究は18編を超えています(https://fastvet.com/publications-references-validating-fastvet-techniques/)。
2014年にはWiley©社からFocused Ultrasound Techniques for the Small Animal Practitionerという成書が出版され、彼はその編集者であり章を提供する著者でもあります。本書は英語、スペイン語、ギリシャ語、日本語、中国語、ポーランド語の6ヶ国語に翻訳されており、2021年には同じくWiley©社から第2版も発売されます。
彼はアメリカ合衆国全土、カナダ、メキシコ、ヨーロッパ、南米、中東などを含む12ヵ国の獣医師を対象に講義と教育を続け、International Veterinary Point-of-Care Ultrasound Society (国際獣医POC超音波学会:IVPOCUS, IVPOCUS.org )の会長としてこの心躍る新境地で獣医学をリードしています。
Dr.リシアンドロは30年の獣医師キャリアのうちほぼ半分は一般診療に、その後半分は救命救急診療に携わり、当初は救急科担当医でしたがのちに臨床専門医になりました。彼は一般診療をしていた時期全般と救急科に勤務してから3年までは、超音波を使用していませんでした。
“僕は1999年に腹部超音波初級コースを受けましたが内容があまりにも膨大でした。ですから、超音波が自分にとってコア・スキルになるとは全く思えなかったのです。でも、FAST検査なら臨床的に役立ちそうだし、当初の検査は4種類の画像を使用するだけだったので、「なんだ、4つの画像なら覚えられるぞ!」と思いました。その結果、超音波を行わないことで、自分が毎日何を見落としてきたのかを悟り、愕然としました。”
Dr.リシアンドロが関心を寄せたのは、最善の獣医療を提供するには臨床上の重要な疑問に対する答えを直ちに見つけることで、そのためにはFASTと臨床現場で行う超音波検査(point-of-care ultrasound)を統合させることでした。そうして彼が開発し、発表してきたものが、目的臓器アプローチによるAFAST® 、AFAST® 応用腹水スコアリングシステム、気胸、胸水、心膜浸出液のためのTFAST® とそれによる心エコー画像ならびに血液量状態の評価法、そして最も新しいものは、初の先行型である局所パターンに基づいた肺の超音波検査法で、Bラインスコアリングシステムと肺の視覚言語を提供するVet BLUE®です。
Dr.リシアンドロは毎年、医師向けのTRISAT(The Trauma Institute of San Antonio:サンアントニオ外傷学会)クリティカルケア・ウェブキャストシリーズやテキサス州全土のレベルⅠ外傷センターで特別講師を務め、そのほか様々な大学の獣医学部や医師らと共同研究も行っています。現在、査読付き論文でGlobal FAST® アプローチの裏付けとなった臨床関連研究は18編を超えています(https://fastvet.com/publications-references-validating-fastvet-techniques/)。
2014年にはWiley©社からFocused Ultrasound Techniques for the Small Animal Practitionerという成書が出版され、彼はその編集者であり章を提供する著者でもあります。本書は英語、スペイン語、ギリシャ語、日本語、中国語、ポーランド語の6ヶ国語に翻訳されており、2021年には同じくWiley©社から第2版も発売されます。
彼はアメリカ合衆国全土、カナダ、メキシコ、ヨーロッパ、南米、中東などを含む12ヵ国の獣医師を対象に講義と教育を続け、International Veterinary Point-of-Care Ultrasound Society (国際獣医POC超音波学会:IVPOCUS, IVPOCUS.org )の会長としてこの心躍る新境地で獣医学をリードしています。
セミナー名
Global FAST® 超音波セミナー
(AFAST®, TFAST® & Vet BLUE®) - 新しいコアスキル
(AFAST®, TFAST® & Vet BLUE®) - 新しいコアスキル
講師
Dr. Gregory R. Lisciandro, DVM, Dipl. ABVP, Dipl. ACVECC
開催日時・定員
2025年11月1日(土)
定員 25名: 9:00〜18:00
2025年11月2日(日) - 入替え制
午前グループ 定員12名: 9:00〜13:00
午後グループ 定員12名: 14:00〜18:00
定員 25名: 9:00〜18:00
2025年11月2日(日) - 入替え制
午前グループ 定員12名: 9:00〜13:00
午後グループ 定員12名: 14:00〜18:00
開催場所
11月1日(土):有明TFTビル902号室
11月2日(日):有明TFTビル内 富士フイルムVETシステムズ
11月2日(日):有明TFTビル内 富士フイルムVETシステムズ
参加対象者
獣医師
トピック
1日目 - 講義 9:00〜18:00
AFAST® セッション- 2.5 時間
· 画像の取得法を理解する
· 軟部組織異常に対する目的臓器アプローチを理解する
· 腹水スコアリングシステムを理解する
· 身体検査、臨床検査、X線検査を上回るAFAST®の利点を理解する
· 症例を使った毎日の適用法
TFAST® セッション- 2.5 時間
· 5つの画像と、胸水や心膜浸出液、気胸、基本の心エコー図への画像の利用を理解する
· 胸水と心膜浸出液を正確に特定するためのTFAST® のルールを理解する
· 血液量と収縮性、左側および右側の心疾患に対するTFAST®基本心エコー図を理解する
· 後大静脈の所見を分類し、統合する方法を理解する
· 症例を使った毎日の適用法
Vet BLUE® セッション- 2.5 時間
· 肺の尾背側、肺門部、中葉、前葉領域の8つの経胸壁画像を理解する
· "ウェットラング" vs. "ドライラング" アーティファクトを理解する
· 診断検査のためのVet BLUE®特有の領域的パターンに基づくアプローチの利用法を理解する
· 肺硬化に対する肺の視覚的言語を理解する
- シュレッドサイン、ティッシュサイン、結節サイン、ウェッジサイン
· 肺超音波の強み、落とし穴、制限事項を理解する
· 症例を使った毎日の適用法
質疑応答 – 最後の30 分
2日目 - ウェットラボ
ワークショップ - 午前4時間・午後4時間のセッション(入替え制)
・AFAST® TFAST® Vet BLUE®のための画像取得
- あわせてGlobal FAST® と呼ばれるアプローチ法
・午前グループ - 9:00〜13:00
・午後グループ - 14:00〜18:00
ウェットラボについて
※1グループ(3~4名ずつ)につき犬一頭を用いて画像描出のコツ&画像の解釈を学びます※午前・午後で入れ替え制とし、どちらか1つのコースにご参加いただけます。
※受講者には修了証を発行します
参加費
VMN有料会員 : VMN有料会員 院長がVMN有料会員である病院の獣医師
VMN無料会員 : VMN無料会員 試行会員 学生会員
VMN非会員 : VMN会員ではない方
VMN無料会員 : VMN無料会員 試行会員 学生会員
VMN非会員 : VMN会員ではない方
VMN有料会員 | VMN無料会員・非会員 | |
---|---|---|
Day 1: 講義 | ¥25,000 | ¥37,500 |
Day 2: 超音波Wet Lab | ¥78,000 | ¥117,000 |
※金額は税別です
VMN セミナーに関するお問合せ
不明な点がございましたら、
お問合せよりご質問ください。
お問合せよりご質問ください。
1日目は講義、2日目はウェットラボの2部構成でGlobal FAST®の核心に迫る2日間。
1日目は定員25名、2日目は午前と午後の2グループに分かれて、それぞれ定員12名で開催いたします。 講義のみ、ウェットラボのみでの受講も可能です。この機会をぜひお見逃しなく。