VMN セミナー情報

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一次診療で押さえるべき細胞診をマスターしよう!

2023年6月より、米国獣医臨床病理学・解剖病理学の二つの専門医の資格をお持ちでいらっしゃる浅川 翠先生を講師にお迎えして、臨床病理学シリーズセミナーを開催しております。

診察で細胞診をする場面はよくあると思います。ですがその細胞診を見てもよく分からなかったり、とりあえず外注検査に出してしまっていませんか?

もしそこで自分がきちんと細胞診を診れたら、すぐにオーナーにインフォームできて、今後の方針をお話できるようになるかもしれません。

細胞診を診療のより強い味方にするために、一次診療において知っておくべき細胞診の基本、正しい手技、備えておかなければならない基礎知識を深めていくシリーズセミナーとなっております。

シリーズを通して、細胞診について深く学べば、明日からの診療に役立つこと間違いなしです!

セミナーはインターネット配信で実施し、後日アーカイブ動画としても公開いたします。

今回は録画データでの配信となります。申し訳ありませんがリアルタイムでの質問の受付ができませんので、専用質問ボード からご質問ください。


VMN What ? 対応プログラムですので、アーカイブ動画を見て浮かんだ質問も、専用質問ボードからいつでも講師に質問が可能です。

セミナー概要

セミナー名 浅川 翠先生の臨床病理学シリーズセミナー
一次診療で知っておきたい臨床病理学 第11回
講師 浅川 翠先生
開催日時 2025年9月4日(木) 20:00〜21:00
トピック
一次診療で知っておきたい臨床病理学 消化管疾患の臨床病理学的アプローチ
対象 VMN有料会員・学生会員
閲覧費用 無料

動画アーカイブ

動画アーカイブを公開しました
トピック11 : 一次診療で知っておきたい臨床病理学 消化管疾患の臨床病理学的アプローチ
  • 一次診療で知っておきたい臨床病理学 消化管疾患の臨床病理学的アプローチ(ご講演資料)
    6スライド/ページ (カラー)
    ダウンロード
    ファイル容量:1.5MB
・消化管疾患の鑑別 適切な検査を見極めて、診断までの最短ルートへ!

消化管疾患を診断していく過程で、各検査所見を総合的に考えていくことが重要となりますが、なかなか難しいと感じる方が多いのではないでしょうか。

病変がどこにあるかで生検の方法が変わるため、鑑別疾患の中から優先順位をつけて検査を選択することが診断までの鍵となります。

そのためには各検査のメリット・デメリットについて理解しておくことが必要不可欠となります。

どのような検査が必要か見極める力をつけて、数ある消化管疾患の鑑別から診断していくポイントを押さえましょう!

ぜひご視聴ください!
セミナー
掲載日:2025年10月14日
  • ・概要
    ・胃腸管の構造
    ・腸絨毛構造
    ・初めのサイン・・・
    ・消化管疾患のCBCパターン
    ・消化管疾患と慢性疾患性貧血 (ACD/AID)
    ・消化管疾患と鉄欠乏性貧血
  • ・鉄欠乏 vs AID
    ・鉄欠乏vs 慢性疾患性・炎症性貧血
    ・鉄欠乏性貧血の赤血球の形態変化
    ・赤血球の破砕障害
    ・鉄欠乏性貧血の血液塗抹の注意
    ・末梢血液での腫瘍細胞の出現
    ・犬と猫の末梢血液の肥満細胞出現の違い
    ・顆粒性リンパ球Granular lymphocytes
    ・肥満細胞 vs 顆粒性リンパ球
  • ・消化管疾患の血液化学検査
    ・蛋白の種類
    ・低蛋白血症
    ・低アルブミン血症に対する診断的アプローチ
    ・カルシウム代謝と消化管疾患
    ・カルシウム
    ・イオン化カルシウム測定とサンプルの影響
    ・消化管疾患と低カルシウム血症
    ・葉酸
    ・コバラミン (ビタミンB12)
    ・犬種特異性コバラミン吸収不全
    ・消化管疾患の腹水
    ・糞便検査
  • ・消化管病変のFNA
    ・消化管簡易染色の注意点
    ・消化器疾患の細胞診
    ・癌 vs 肉腫
    ・内視鏡 vs 全層生検?
    ・消化管の腫瘍性vs炎症性疾患
    ・どのような病変が、どこにあたるか
    ・矛盾・・・・?
    ・超音波での病変部位と病理の違い
    ・猫の消化管型リンパ腫
  • ・内視鏡サンプルのクオリティーと診断精度
    ・内視鏡検査での肉眼病理
    ・内視鏡生検のトラブルシューティング
    ・病理組織学的検査
    ・IBD vs 小細胞性リンパ腫
    ・クローナリティー検査 (PARR)
    ・クローナリティー検査 (PARR)の注意点
    ・猫のIBD vs 小細胞性リンパ腫のアプローチ方法
    ・まとめ
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