VMN セミナー情報

専門医に学ぶ講演会
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2022年12月11日より、米国獣医内科学専門医(小動物内科)の福島 建次郎先生を講師にお迎えして、「聴く」だけでなく、一緒に「考え」よう!〜症状・検査所見から始める内科専門医の診断へのアプローチ〜を開催しております。

あなたの診断アプローチ、自信ありますか?

日々の臨床の中で、治療を開始する前に、まず「診断を下す」段階で悩まれる症例はどの獣医師も経験していると思います。症状や検査所見から鑑別診断リストを作成し、そこから的確な検査を実施して、自信をもって診断まで辿り着くのはなかなか難しいですよね。

症状所見からどのように鑑別診断を作成し、そこからどのように診断に辿り着くのか。ただセミナーを「聴く」だけでなく、一緒に「考えながら」勉強してみませんか?

セミナーはインターネットライブ配信で実施し、チャット形式で質問が可能です。後日アーカイブ動画としても公開いたします。

VMN What ? 対応プログラムですので、アーカイブ動画を見て浮かんだ質問も、専用質問ボードからいつでも講師に質問が可能です。

タイトルの通りに、「聴く」だけでなく、一緒に「考え」るセミナーを目指しています。ぜひご参加ください。

セミナー概要

セミナー名 福島 建次郎先生の内科学シリーズセミナー
「聴く」だけでなく、一緒に「考え」よう!
〜症状・検査所見から始める内科専門医の診断へのアプローチ〜 第16回
講師 福島 建次郎先生
開催日時 2025年7月30日(水) 20:00〜22:00
トピック
泌尿器編④:頻尿・排尿困難・血尿 vol.1
対象 VMN有料会員・学生会員
閲覧費用 無料

動画アーカイブ

動画アーカイブを公開しました
トピック17 : 泌尿器編④:頻尿・排尿困難・血尿 vol.1
  • 泌尿器編④:頻尿・排尿困難・血尿 vol.1(ご講演資料)
    6スライド/ページ (カラー)
    ダウンロード
    ファイル容量:1.5MB
ISCAIDガイドラインに基づいた膀胱炎分類をマスター!

今回から、誰しも遭遇する(ゆえに頭を悩ますことも多い)症状である「頻尿・排尿困難・血尿」にフォーカスしていきます。
序盤は、これらの用語の定義や問診時のポイントを解説。メインは、2019年に改訂されたISCAIDガイドラインに基づいた膀胱炎の分類とその治療について、詳しく学んでいきます。
何となく尿検査してとりあえず抗生剤を処方、、、なんて言語道断!!抗菌薬の乱用・長期投与を避け、多剤耐性菌を作らないためにも、全獣医師に学んでいただきたい内容です。
セミナー
掲載日:2025年8月26日
  • ・泌尿器編 頻尿・排尿困難・血尿 vol.1
    ・排尿に関連する症状
    ・頻尿 (pollakiuria)
    ・排尿困難・排尿痛 (stranguria)
    ・尿失禁 (Urinary Incontinence)
    ・排尿筋不安定症・過活動膀胱
  • ・下部尿路の解剖学
    ・下部尿路の解剖学 雌
    ・下部尿路の解剖学 雄
    ・蓄尿相
    ・排尿相
    ・下部尿路疾患の症状
    ・頻尿の原因
    ・排尿困難・排尿痛の原因
    ・切迫性尿失禁の原因
    ・下部尿路症状の原因と発現
  • ・頻尿、排尿困難の診断アプローチ
    ・下部尿路症状における病歴聴取
    ・尿路症状の病歴聴取
    ・下部尿路症状における身体検査
    ・膀胱容量の評価法
    ・下部尿路症状における神経学的検査
  • ・頻尿、排尿困難、切迫性尿失禁の診断アプローチ
    ・血液検査
    ・尿検査
    ・画像検査
    ・膀胱鏡検査
    ・頻尿、排尿困難、切迫性尿失禁
    ・多様な鑑別疾患リスト
  • ・症例
    ・症例:F・ブル、1.5歳、避妊雌
    ・本症例の診療アプローチ
    ・犬・猫の尿路感染症の診断・治療ガイドライン2019
    ・膀胱炎・細菌尿の分類
    ・細菌性膀胱炎
    ・猫の膀胱炎の多くは特発性
  • ・膀胱炎・細菌尿の分類
    ・散発性細菌性膀胱炎
    ・散発性細菌性膀胱炎の診断
    ・散発性細菌性膀胱炎の治療
    ・散発性細菌性膀胱炎のモニタリング
    ・無症候性細菌尿とは
    ・無症候性細菌尿の治療
    ・無症候性細菌尿で培養検査
    ・無症候性細菌尿で治療介入
  • ・Encrusted cystitis (結痂性膀胱炎)
    ・気腫性膀胱炎
    ・気腫性膀胱炎のX線像
    ・気腫性膀胱炎のUS像 (動画あり)
    ・ストルバイト結石
    ・無症候性細菌尿:よくある疑問
    ・IVDDの膀胱炎症状でてから治療で良さそう?
  • ・膀胱炎・細菌尿の分類
    ・再発性膀胱炎の定義
    ・再発性膀胱炎の重要なポイント
    ・漫然とした抗菌薬使用のデメリット
    ・多剤耐性菌の発生
    ・当院のアンチバイオグラム
  • ・再発性膀胱炎に対する診断アプローチ
    ・再発性膀胱炎のタイプ
    ・尿の細菌培養
    ・再発性膀胱炎の治療
    ・本症例の診断アプローチ
    ・身体検査所見
    ・初期スクリーニング検査
    ・尿培養結果
    ・症例の治療歴
  • ・膀胱鏡の有用性
    ・膀胱鏡で検出された異常
    ・異所性尿管
    ・膣・膣前庭中隔遺残
    ・再発性膀胱炎の基礎疾患 (本症例)
    ・膀胱鏡検査
    ・再発性膀胱炎の基礎疾患
    ・会陰形成術:episioplasty
    ・会陰形成術の効果
    ・その後の経過
    ・まとめ
  • ・質疑応答
福島 建次郎先生の内科学シリーズ
福島 建次郎先生の内科学シリーズセミナー 「聴く」だけでなく、一緒に「考え」よう! 〜症状・検査所見から始める内科専門医の診断へのアプローチ〜 は、VMN有料会員向け無料セミナー「専門医に学ぶ講演会」の2022年新シリーズです。

本シリーズセミナーは「基本からアドバンスまでじっくり学ぶ」をテーマとして、タイトルの通りに、「聴く」だけでなく、一緒に「考え」るセミナーを目指しています。ぜひご参加ください。

ライブ放送終了後には、フォローアップのための専用質問ボードを設置しますので、そちらから質問の投稿が可能です。

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